株式会社Japanticketが運営するインバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket」は、中国SNS「RED(小紅書)」を活用した集客支援サービスを提供開始した。公式アカウント開設・運用からeチケット販売までワンストップで対応可能な本サービスは日本企業として初めて取り組みとなる。*2025年1月23日時点、株式会社Japanticket調べサービス開始の背景2024年12月の訪日外客数は、2019年同月比138.1%の約348万人となり、単月過去最高を記録。また、2024年の年間訪日外客数は約3,686万人に達し、過去最多となる2019年累計の約3188万人を15.6%上回っている。訪日外国人旅行消費額においても、2024年10-12月期は2019年比190.5%にまで回復しており、そのうち18.9%を中国からの観光客が占める状況となっている。[※2]また近年、中国人観光客は「RED」や「WeChat」といったSNS上で旅行の情報を収集し、そのままオンラインで現地の体験チケットを購入する傾向が強まっている。Japanticketはこのような消費行動の変化に対応し、日本での観光消費をさらに促進すべく、中国SNS「RED(小紅書)」を活用した新たな集客支援サービスを開始する。※1:観光庁 訪日外客数(2024年12月推計値)※2:インバウンド消費動向調査 10-12月期 調査結果の概要サービス概要近年、中国の若年層を中心に人気を集めるSNS「RED」は、“中国版Instagram”とも言われ、旅行情報収集の主要アプリとして高い支持を得ている。「RED」では「日本」が常に人気観光地ランキングの上位に位置しており、多くのユーザーが日本旅行の情報収集や計画に活用してる。本サービスにより、旅マエの認知獲得や興味喚起・検討段階だけではなく、購入・体験といったチケット販売まで一括したサポートを実現。中国人観光客は、「RED」上で日本の魅力的な体験を発見し、シームレスに予約・購入することが可能となるという。サービス詳細本サービスにより、「RED」の投稿画面やアカウント画面からシームレスにチケット販売ページに遷移することが可能になり、アプリ利用者は従来の操作感のままストレスなくチケットが購入できるようになる。販売導線①:投稿画面からのチケット販売「RED」公式アカウントでの記事投稿から、チケット販売ページへの導線を構築可能。リンクは「RED」のUIに組み込まれており、金額も常に表示されるため、ECサイト感覚での購入が可能。チケット販売ページでは日時指定予約から個人情報の入力、カード決済まですべてアプリ内のブラウザで完結することができ、利用者は画面遷移を介さずストレスなくチケットの購入を行うことが可能になる。販売導線②:企業/店舗ページからのチケット販売「RED」内の企業/店舗公式ページにSHOPボタンを設置し、「RED SHOPページ」が開設可能。ECサイトのショップページのように、自社が販売中のチケットを集約して掲載できる。*SHOPページデザインは別途制作が必要公式アカウント運用・広告運用公式アカウントの開設後は、各種分析データを基に投稿内容やフォロワーを分析し、効果的な運用をサポート。「Japan ticket」について「Japan ticket」は、多くの魅力ある日本の体験サービスをeチケット化し、世界中の外国人観光客が利用する海外プラットフォームや自社ホームページ/SNSで配信する。また、配信するだけではなく、インバウンド集客を始める上で重要な課題となる予約管理、在庫管理、来店/実績管理、決済/入金管理なども「Japan ticket」で一元管理することが可能。さらに事前予約時のキャッシュレス決済により、外国語による接客の負担、無断キャンセルのリスク軽減を目指す。