京都伝統産業ミュージアム(京都市左京区)は、2026年1月15日から、新たな館内ガイドアプリを導入した。本アプリは、単なる情報提供に留まらず、AI(人工知能)が来館者の年齢や言語に合わせて、伝統工芸の「職人の技」や「歴史」を最適化して解説する、全国的にも類を見ない試み。これまでの展示で課題となっていた「展示パネルの大きさの都合による読みづらさ」や「専門用語の難解さ」、「言語の壁」をデジタル技術で取り払い、国内外のあらゆる世代へ、工芸の魅力を深く知る体験を提供する。これまでの館内展示はテキスト中心の解説が多く、「展示パネルの文字制限による説明不足」や「専門知識の有無で生じる理解のハードル」が課題となっていました。また、急増する海外からの観光客に対しても、言語の壁により「作品に込められた職人の想いや背景にある物語」を伝えきれていない現状があった。本アプリは、これらの課題を解消し、誰でも予備知識を必要とせず、工芸の魅力に触れられる体験を提供するものとなる。1. AIが“あなた専用”の言葉で解説(双方向AIチャット)入口でQRコードを読み取り、「年代」と「言語」を選択するだけで準備完了。本日の実演やイベント情報はもちろん、AIが、小学生には「この模様は、400年も前から大切にされてきた、とってもきれいなデザインなんだよ!」、海外の観光客には「This is a very fancy kind of cloth from Kyoto, woven with a 400-year history using special gold and silver threads.」と、それぞれの視点に合わせた語り口で伝統工芸について教えてくれる。2. 匠の技を伝える動画と、感動をそのままに支援へつなげるオンライン購入展示されている完成品だけでは見ることができない、工房での緻密な制作プロセスを高品質な動画で視聴可能。作品の背後にある「匠の技」を可視化。また、アプリ内で紹介された伝統産業品は、MOCADオンラインショップに直結。作品の背景を知った「一番熱い瞬間」に、お買い物という形で伝統産業を支援する。3. 本日の実演・イベント情報が一目でわかる館内で毎日行われている「本日の実演」やイベント情報も、多言語でリアルタイムに確認できる。また工芸一覧は館内の展示構成に対応。自分だけのガイドとして、興味のある分野を深く掘り下げることが可能。京都伝統産業ミュージアム ガイドアプリ導入開始日: 2026年1月15日(木)場所: 京都伝統産業ミュージアム(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ地下1階)アプリ利用料: 無料(別途ミュージアム観覧料が必要)特徴: アプリのインストール・会員登録不要(ブラウザ起動)対応言語: 日本語、英語、中国語、フランス語、韓国語、スペイン語【運営・開発】運営: 京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)システム開発: Artisan Japan株式会社出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000077909.html