⽇本各地の職⼈やアーティスト、⾃然ガイドと連携し、訪⽇外国⼈向けに文化アクティビティを開発・提供している「Deeper Japan」を運営するディーパートラベル株式会社は、既存の展開エリアである東京エリアにおいて、新たに16の体験商品を追加。全国約450の体験商品のうち最多の100を超える商品数を擁する東京エリアのラインナップを、今回の追加によりさらに充実させる。東京エリアは、東京都内に加え、鎌倉をはじめとする首都圏近郊の日帰り圏も含む広域エリアとしている。浮世絵や盆栽、能楽、江戸前鮨など既存の人気商品に加え、今回新たに工芸、食、武道、信仰にまたがる多彩なジャンルの体験を追加することで、東京滞在中の旅行者により幅広い選択肢を提供する。Deeper Japan 東京エリア https://deeperjapan.com/tokyoもっとも身近で、もっとも見えにくい文化 訪日旅行者の多くが最初に降り立つ東京。しかし、東京にこれほど多様な職人文化が息づいていても、旅行者の目に触れる機会はまだ限られている。鍛冶工房は下町の住宅街に、切子の工房は商業ビルの一角に、禅寺は高層ビルの間に——いずれも、知らなければ通り過ぎてしまう場所にある。Deeper Japanが東京エリアの体験商品を拡充し続ける理由は、旅行者に最も近い場所にこそ、まだ届いていない文化があると考えるからである。新商品について流れるような仮名の美1,000年以上前の平安時代に生まれた仮名書道は、和歌や俳句を紙の上に流麗に綴る日本独自の書の様式である。漢字の力強い筆遣いとは異なり、仮名はしなやかな曲線で詩の世界を表現する。受賞歴を持つ仮名書道家のもとで基礎を学び、自ら選んだ和歌や俳句を練習した後、最終作品を仕上げる。完成した作品は掛軸に仕立てられ、後日ご自宅に届けられる。一本の木から生まれる琵琶の音色 琵琶は、日本の古典芸能や語り物に欠かせない伝統弦楽器である。5代目の琵琶職人が営む工房では、一本の木から胴を彫り出し、各部品を組み上げていく精緻な工程を間近に見学する。琵琶の歴史やさまざまな種類について学んだ後、職人自らによる演奏を聴く。ガラスに刻む江戸の意匠 大正12年(1923年)創業、100年を超える歴史を持つ江戸切子工房。職人歴50年以上の匠から若手まで複数の職人が制作に携わるこの工房では、好みの色ガラスを選び、まず透明なグラスで彫りの感覚をつかんだ後、本番の色ガラスに自ら文様を刻む。世界にひとつだけの切子グラスを持ち帰ることができる。竹に宿る職人技 ─ 江戸和竿江戸和竿は、竹を素材に一本一本手づくりされる伝統的な釣竿である。4代目の竿師が営む工房を訪れ、竹の選定から仕上げに至る制作工程を見学する。ショールームでは歴代の名竿や手づくりの道具類を鑑賞しながら、江戸時代から続く竿師の技と文化に触れる体験である。蒔絵の技法で彩る金継ぎ金継ぎは、割れた陶磁器を漆と金粉で修復する日本独自の技法である。縄文時代に始まる漆の修復技術を起源とし、室町時代に茶の湯の広がりとともに発展した。3代目の蒔絵師が営む都内の工房では、金継ぎに蒔絵や螺鈿の装飾技法を融合させた独自のアプローチで作品を手がけている。職人の指導のもと、金継ぎと蒔絵の技法を体験し、自分だけの器を仕上げるプログラムである。火と鉄の現場 ── 包丁鍛治工房東京の住宅街の一角に、火作りから焼入れ、刃付けまで全工程を自社で一貫して手がける鍛冶工房がある。日本刀と同じ松炭による焼入れを用い、熟練の鍛冶職人が一本一本鋼を打ち鍛えて仕上げる包丁や造園道具、細工刃物は、料理人や職人たちに長く愛用されてきた。大量生産では実現できない切れ味と耐久性を追求する鍛冶の現場を間近に見学し、日本の刃物文化の奥深さに触れる体験である。居酒屋で学ぶ日本酒ペアリング東京都内の居酒屋を舞台に、日本酒と料理の組み合わせの妙を体験するプログラム。日本酒のプロフェッショナルから日本酒の種類や特徴を学びながら、都内では入手困難な銘柄を含む複数の日本酒を、季節の料理とともに味わう。日本酒の奥深さを食とともに体感する体験である。「ジャパン・ブルー」の源流 - 藍染藍染は、古くから日本の暮らしに根づいてきた染色技法である。その深く美しい青色は、かつて海外から「ジャパン・ブルー」と呼ばれた。東京郊外にある藍染工房を訪れ、藍の歴史や染色の仕組みを学んだ後、自分だけの模様をデザインし、布を藍液に浸して染め上げる。職人の指導のもとで藍染の工程を体験する。縄文から続く漆の手触り漆は9,000年以上にわたり日本で使われてきた天然の塗料であり、その歴史は縄文時代にまで遡る。鎌倉の工房で活動する塗師(ぬし)のもとで、漆の歴史と技法を学んだ後、椀や箸などの器を選び、研ぎと漆塗りの工程を体験する。自ら仕上げた器を持ち帰ることのできるプログラム。掛軸の裏側を知る - 表具の技表具は、掛軸や屏風、額装など、紙や布を裏打ちし仕立てる伝統的な装幀技法。鎌倉に工房を構える3代目の表具師のもとで、表具の歴史や技法を学びながら、伝統的な道具と技法を用いてからくり屏風を仕上げる。繊細な手仕事の一端を体験する。寺社を建てる匠 - 宮大工の工房 宮大工は、神社仏閣の建築・修繕を専門とする大工職人。釘を使わず、木材の継ぎ手と仕口だけで構造を組み上げる技法は、日本の木造建築の極地とも言える。50年以上のキャリアを持つ宮大工の工房を訪れ、寺社建築の構造や道具の使い方を学びながら、実際に宮大工の道具を手にとって鉋がけや木組みを体験するプログラム。鎌倉の古刹で座禅と境内散策 鎌倉に佇む禅宗の古刹のひとつに伺う。13世紀に創建されたこの寺院は、武士の時代に禅の修行道場として栄えた。自然と融合した境内を僧侶とともに歩き、室内にいながらも鳥の囀りが聞こえるお堂で座禅を体験した後、お茶と菓子をいただきながら住職から寺の歴史を伺う。油の音に耳を澄ます - 天ぷらの技地元で長く愛されてきた天ぷら専門店の厨房に入り、職人から天ぷらの揚げ方を直接学ぶプログラム。衣の配合や油の温度管理、素材ごとの揚げ方のコツを教わりながら、自ら天ぷらを揚げ、店主が仕上げた一品とともに味わう。数多の天ぷら職人の研鑽が凝縮された東京の食文化そのものを体感できる。店主と並んで仕込む一杯のラーメン 日本の国民食ともいえるラーメン。その一杯の裏には、スープの出汁取りからタレの調合、麺の準備、具材の仕込みまで、緻密な工程が隠れている。都内のラーメン店のオーナーシェフの指導のもと、スープを一から仕込み、麺と具材を準備し、自分だけの一杯を完成させる体験。全日本王者に学ぶ柔道体験 柔道は、明治時代に体系化された日本発祥の武道であり、現在はオリンピック競技として世界中で親しまれている。全日本選手権の優勝経験を持ち、講道館柔道六段の段位を有する指導者のもとで、柔道の歴史と精神を学んだ後、道着に着替えて基本技術を体験。都内の道場で行う1.5時間のプログラムである。Deeper Japan とは Deeper Japanは、訪⽇旅⾏客が通常はアクセスするのが難しい⽇本の伝統⽂化体験を、オンラインで簡単に予約ができるサービスである。最前線で活躍する職⼈やアーティストと直接提携し、質の⾼い⽂化体験や自然体験を開発。⾔語や⽂化、価値観の違いを越え、旅を通した異なる⽂化間の相互理解、伝統と多様性の保全、共感と寛容に満ちた社会を⽬指す。原則として対象を少⼈数のゲストに絞ることで、⼤⼈数向けの画⼀的な体験ではない、職⼈とゲストがより深く対話できる時間を提供する。 また、独⾃に採⽤し研修を重ねた通訳ガイドが同⾏することで、可能な限りゲストの⺟国語での通訳を⾏っている。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の職人・事業者・アーティスト・自然ガイド達の協力で、約400の体験商品をラインナップしている。世界中で、知的好奇心を満たす旅を求める旅行者のために 日本政府観光局によると、2025年に日本を訪れた外国人旅行者は推計で4,268万人に達し、初めて4,000万人を突破して過去最多を更新した。なかでも米国からの訪日客は前年比22%増の約330万人と伸長が著しく、オーストラリアも初めて年間100万人を超えるなど、欧米豪からの旅行者の増加が顕著である。今後の展望として、既存エリアでさらなる商品を開発し、中部エリアや四国エリア、またヨーロッパおよび東アジアの国で本サービスの展開を予定している。Deeper Japanのコンセプトである「⾔語や⽂化、価値観の違いを越えて旅をいかに充実したものにさせられるか」を日本以外でも追求し、世界中の旅行客に提供すべく事業を加速させる方針である。出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000102024.html