Atlas株式会社は、協業パートナーであるトヨタ・コニック・プロ株式会社と共に、宮古島における観光プロジェクトへの技術提供を実施する。今回、Atlas独自のAI技術規格「Atlas Technology」によって実現された検索AIエンジン「Melody」を活用し、パーソナルAIガイド『OTOMO-NAVI(オトモナビ)』を2024年12月19日より宮古島北部エリアで展開する。背景・課題観光市場ではインバウンド需要の拡大や多様な旅行スタイルへの対応が求められている。特に離島地域では、方言や口伝文化など、地域特有の魅力を訪問客に伝える手段が限られてききている。Atlas社の音声・位置情報を活用した検索AI「Melody」を用い、地域が有する隠れた価値を可視化し、旅行者一人ひとりがパーソナライズされた観光情報にアクセスできる環境を整える。導入内容本取り組みでは、沖縄トヨタ自動車株式会社や一般社団法人宮古島観光協会が提供する「mobipa!宮古島オリジナルツアー」への申込者を対象に、トヨタ・コニック・プロと共に開発したパーソナルAIガイド『OTOMO-NAVI』を提供する。『OTOMO-NAVI』は、宮古島の方言「みゃーくふつ」を話すミヤコブルーの妖精をペルソナとしたAIガイド「みゃーくん」を通じ、位置情報連動型の案内を実施。観光客は音声によるコミュニケーション形式で、地域住民の知識や伝統文化に基づいた情報を得ることができる。今後の展開今回の宮古島での取り組みを踏まえて、「Melody」を活用した観光分野でのパーソナルAIガイドの価値向上のため、他の観光地やエリアへの多拠点展開を積極的に検討する。さらなるコンテンツ拡充や機能改善を通じて、より多くの旅行者へ高品質なガイド体験を届け、観光地全体の魅力を最大化する取り組みを続けてる。