京急開発株式会社(東京都大田区、取締役社長・渡辺静義氏)は、同社が運営する温浴施設「天然温泉平和島」の受付カウンターに、大日本印刷株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長・北島義斉氏)が提供する「DNP対話支援システム」を導入した。導入の背景天然温泉平和島は羽田空港に近接する立地から、多くの訪日外国人旅行者が利用している一方、受付や館内案内における言語の違いによるコミュニケーション課題や、スタッフの案内対応の負担が課題となっていたという。また2024年4月に改正障害者差別解消法が施行され、事業者による合理的配慮の提供が求められる中、京急開発では多様な客が快適に施設を利用できる環境づくりを進めているとしている。こうした背景から、リアルタイム字幕表示と多言語翻訳機能を備えた同システムの導入に至った。システムの概要スタッフと客の会話をリアルタイムで文字化し、多言語翻訳とあわせて透明ディスプレイへ表示することで、言語や聴覚の壁を超えたコミュニケーションを支援する仕組み。主な特長として、会話のリアルタイム字幕表示、多言語翻訳による訪日外国人対応、聴覚障がい者や高齢者など聞き取りに不安のある人への情報伝達サポート、重要な単語・内容の強調表示による視認性向上、フロント業務の効率化・従業員の負担軽減への寄与を挙げている。導入場所施設名:天然温泉平和島設置場所:受付カウンター今後の方針京急開発は「つながる、を開発する」という企業理念のもと、人と人、地域と施設、国内外から訪れる多様な客との新たなつながりを創出する取り組みを推進しているとし、今後も同社の各施設でデジタル技術・先進サービスの活用を通じて、多様な人々が円滑につながる場を創出し、地域社会の発展と京急沿線の価値向上に貢献していく考えを示している。施設概要天然温泉平和島は、地下2,000メートルから湧出する天然温泉を活用した温浴施設。羽田空港からのアクセスに優れ、国内外の客が多く利用しているという。天然温泉のほか、岩盤浴、リラクゼーション、飲食施設などを備え、地域住民から旅行者まで幅広いニーズに対応する滞在型温浴施設として運営している。会社概要京急開発株式会社は1934年12月設立、東京都大田区平和島に本社を置き、代表者は渡辺静義氏。資本金10億円。不動産業を事業内容としている。出典:京急開発株式会社 プレスリリース