島根県隠岐郡西ノ島町は2026年7月、仕様書なしで企業の自由提案を受け付ける「逆プロポーザル型」の地域共創プログラムを始動する。旅費・宿泊費ゼロで離島の実証フィールドを開放し、地域課題の解決に挑む企業を全国から公募。採択企業の提案内容は翌年度の町予算への組み込みを積極的に検討し、実証から本格事業化への道筋を整備する。本事業は、今年度西ノ島町より業務を受託したオルタナティブポート株式会社が運営。エントリー締切は2026年8月21日(金)。■ なぜ今、西ノ島なのか国の名勝にもなっている国賀海岸をはじめとする絶景と豊かな水産資源で知られる西ノ島町。その一方で、漁業・農業・観光業における後継者不足、若者の島外流出による人口減少、行政・民間ともに遅れるDX推進という三重苦を抱えている。これらは日本全国の地方自治体に共通する課題の縮図でもある。同町には古民家ホテル「OkiBase kominka Hotel&Cafe」やテレワークオフィス「西ノ島テレワークオフィス」など、企業が滞在しながら働ける環境がすでに整備されており、ブートキャンプの受け入れ基盤も万全。■ 「逆プロポーザル方式」とは従来の行政調達:行政が仕様書を作成 → 企業が仕様に沿って入札・提案本プログラム :町がリソース(空き家・漁場・データ・実証フィールド)を提示→ 企業が「何ができるか」を自由に提案。「こんな技術があるけれど使い道を探している」というアイデア段階でのエントリーを歓迎します。3日間のブートキャンプで町と企業が対話しながら提案を磨くため、完璧な計画は不要。■ 採択企業が得られるもの採択企業の提案内容は、西ノ島町の事業予算化への積極的な検討。実証実験から本格事業化へ——自治体との継続的な協業関係が生まれる。・一次審査を通過した企業は旅費・宿泊費ゼロで3日間の現地視察とリサーチを目的とした離島ブートキャンプへ参加(1社あたり2名まで)・役場・漁協・商工会・観光協会など地域キーマンへの伴走サポート付き紹介・都市では得られないリアルな社会実装・全国展開前の実証機会・最終プレゼンテーションで採択された事業は、翌年度予算化を検討——実証実験から本格協業へ■ 募集対象業種・企業規模を問わない。下記のようなテーマに取り組む企業を歓迎。・漁業・農業のスマート化、後継者不足の解決(センシング・省力化・マッチング等)・観光・地域資源のデジタル活用(インバウンド対応・体験コンテンツ開発等)・移住・関係人口の創出(テレワーク環境整備・コミュニティプラットフォーム等)・行政・地域インフラのDX推進(手続きデジタル化・データ基盤整備等)・その他、地域課題の解決につながる独自の技術・サービス・知見を持つ企業■ 費用負担ブートキャンプ(3日間)にかかる飛行機・フェリー・現地二次交通・宿泊費は、すべて事業予算でカバー。企業の費用負担はなし(1社あたり2名まで)。※ 自宅等から最寄り空港までの交通費・現地食事代は自己負担■ スケジュール2026年 7月〜8月下旬 :公募・オンライン説明会2026年 8月21日(金) :エントリー締切2026年 9月中旬 :一次審査・スクリーニング2026年10月〜11月 :体験型ブートキャンプ(3日間・来島)2026年12月 :最終プレゼンテーション審査・協業企業決定2027年 4月以降 :実証実験スタート(翌年度予算化の検討を経て)■ 詳細・エントリー特設サイト:https://nishinoshima-pjt.okiwork.com/オンライン説明会参加申込:https://forms.gle/Brd5S6csQZWmStGy6出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000187273.html