周辺案内地図の掲出などを展開する表示灯株式会社は、沖縄県石垣市に設置された災害警報システム「NAVI アラート」の導入支援を行った。近年、気候変動にともなう異常気象(大雨、土砂災害など)の増加や地震など自然災害の発生にともない、さらなる安全確保の必要性が高まっている。このような環境のなか、従来の行政防災無線ではカバーしきれないエリアや、より迅速な情報伝達が必要なエリアに向けて開発された、多言語対応のシステム「NAVI アラート」が観音堂地区と白保地区の2か所に設置された。観音堂地区は、1,400人収容の大型リゾートホテルがあることから、国内外より多くの観光客が訪れる地域だが、観光で訪れる方は周辺の地域情報が分からない方が多いため、災害発生時における迅速かつ適切な避難誘導が不可欠となる。また、白保地区は1771年に発生した明和の大津波で壊滅的な被害を受けた地域であることから、津波に対する防災意識向上と、迅速な避難体制の構築が求められている。 (NAVI アラート)白保地区 (NAVI アラート)観音堂地区(蓄光版)蓄光版(昼)(蓄光版)蓄光板(夜)NAVIアラートの特長・音と光による視覚的な誘導聞き取りやすい音声と反射フィルムを使用しており、ライトが当たると光るため、夜間でも視認性がある。赤いパトランプが付いており、夜間でもいち早く初期行動を人々にとらせることができる。・インバウンド対応外国人観光客や地域住民の多様化に対応するため、日本語、英語、中国語(繁体語)の多言語での表示や放送を行う。・柔軟な設定 設置エリアに応じて発報内容を自由に設定することができ、地域や施設の特性に合わせた運用が可能。また、設定管理が10アカウントまで事前登録でき、PCやスマートフォンで管理できる。・高い耐久性(NAVIアラート通信ボックス)風雨や塩害、夏の炎天下にも耐えうる設計であり、安定した運用が可能。出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000160188.html