酒のセレクトショップ「IMADEYA」を千葉本店のほかGINZA SIX、錦糸町PARCOなどで展開する株式会社いまでや(千葉市中央区、代表取締役・小倉秀一氏)は、全日本空輸株式会社(ANA、東京都港区、代表取締役社長・平澤寿一氏)と連携し、2026年4月18〜19日の2日間、スウェーデン・ストックホルム郊外の宿泊施設「YASURAGI」で、立ち飲み形式で日本酒を楽しむイベント「Kaku-Uchi Weekend Stockholm」を開催した。イベントの概要スウェーデン初上陸となる5つの蔵元が参加し、1杯(30ml)1,500〜2,000円前後という価格設定にもかかわらず、前売りチケットは約100枚が完売。当日券も合わせ、郊外開催ながら合計220人が来場したという。参加蔵元は、惣誉酒造(栃木県市貝町、創業1872年)、柴田酒造場「孝の司」(愛知県岡崎市、創業1830年)、阿部勘酒造(宮城県塩竈市、創業1716年)、越銘醸「山城屋」(新潟県長岡市、創業1845年)、仁井田本家「にいだしぜんしゅ」(福島県郡山市、創業1711年)の5蔵。北欧で日本酒普及に取り組むAkebono社の協力も得て開催した。背景にある課題意識海外の日本食レストランはこの10年で3倍以上に増え、日本酒需要も高まる一方、輸出には数量や品質・温度管理の壁があり、海外では地酒が「高価な酒」と受け止められがちだという。同社は、国内で展開する角打ち(酒屋での立ち飲み)の体験を海外に持ち込むことで、日本酒に親しむハードルを下げたい考え。飲酒に関する規制が厳しいスウェーデンにおいて、酒屋で飲食店的な体験ができるKaku-Uchiは、新たな訪日体験のコンテンツとしても注目され始めているとしている。ローカルエリアへの誘客も視野に会場では、来場者の多くが訪日経験を持つ一方、訪問先は東京・大阪・北海道・金沢など主要都市に偏り、今回参加した5蔵の所在エリアを訪れたことのある人はいなかったという。各蔵の地域の魅力を伝えたところ、多くの来場者から現地訪問への関心が示され、ANAと共同開発予定の酒蔵ツアー情報を届けるメルマガへの登録も相次いだとしている。今後の展開同社は今後、酒蔵訪問を軸としたプレミアムな体験型コンテンツの開発に着手するとともに、賛同する企業・団体を募り、コンソーシアム形式で日本文化・地域の魅力を世界へ発信する取り組みへと発展させる方針を示している。出典:株式会社いまでや プレスリリース