株式会社Reeluは、訪日外国人観光客の増加に伴い、新たに訪日観光事業および外国語を話せる接客人材と訪日需要に対応する企業をマッチングするインバウンドソリューション事業を開始する。■背景近年、訪日外国人観光客数は著しい増加を見せている。観光庁の統計によると、2024年には約3,100万人の外国人旅行者が日本を訪れ、前年の約2,500万人から大幅な増加となった。また、訪日外国人の消費額、いわゆる「タビナカ消費」も同様に増加傾向にあり、2024年には約5兆円に達し、前年の約4兆円から大きく伸びている。(国土交通省 観光庁:インバウンド消費動向調査の結果2024年 を参照)このような背景から、観光地のみならず特に都市部の飲食店や小売店では、多言語対応や質の高い接客サービスの需要が急速に高まっている。株式会社Reeluは、これまで培った人材マッチングのノウハウを活かし、企業と優秀な多言語対応人材を結びつけることで、訪日観光市場のさらなる活性化に貢献する。■訪日観光事業について訪日ツアー事業では、訪日外国人向けに魅力的な体験型ツアーを企画・運営。各地域の特色を活かしたツアーを通じて、外国人観光客に日本の文化や食、歴史を深く体験することを目的としている。・地域特化型ツアー:地元の魅力を最大限に活かしたユニークなツアープログラム・多言語対応:英語・中国語を中心に、幅広い言語でのガイド提供・カスタマイズ可能なプラン:個人旅行者から団体旅行まで、ニーズに応じた柔軟なツアー設計■インバウンドソリューション事業について訪日人材ソリューション事業では、外国語を話せる接客人材と訪日需要の高い企業をマッチングするサービスを提供する。季節の催事や展示会、ホテル、レストラン、空港、主要駅、観光施設、小売店など、外国人観光客対応が求められる業種において、即戦力となる人材の採用をサポートする。・動画プロフィールによるマッチング:求職者の接客スキルや言語能力を事前に確認可能で、企業は事前に適切な人材を選考できるため、当日どのような人材が来るのかという不安がない。・短期・単発のニーズに対応:繁忙期に限定した短期・単発での多言語対応人材のマッチングが可能となる。以下のような属性の方とのマッチングが想定される。年代は20〜30代が70%以上とメイン層ではあるが、40代以上の方で、通訳経験豊富な方も登録している。・海外居住経験者、大学大学留学経験者、ワーキングホリデー経験者・通訳や翻訳の実務経験者、外資系ホテルや航空会社で勤務経験者・英語/中国語のネイティブスピーカー(日本語能力検定1-2級目安)・卒業後に外資系サービスや航空会社に就職予定の大学生/専門学校生■ 代表取締役 今野珠優より私はこれまで約10年間、旅行観光業界に深く関わってきました。インバウンド市場の成長を間近で見てきた中で、訪日観光客が日本でより豊かな体験を得られる環境づくりの重要性を感じています。現在、訪日外国人観光客数は大幅に回復し、タビナカ消費(観光中の消費)への需要も急速に高まっています。この成長する需要に応えることは、日本が外貨を獲得し、経済を活性化させる大きなチャンスです。Reeluは、多言語対応可能な接客人材と訪日需要に対応する企業をマッチングすることで、日本の観光産業の発展に寄与し、国力の向上に貢献したいと考えています。<代表プロフィール>総合旅行業務取扱管理者。旅行会社H.I.S.の勤務を経て、2015年より株式会社Fun Group(旧名:株式会社タビナカ)参画、のちに取締役COO就任。事業管掌役員として、国内外7拠点で70国籍以上の旅行者に観光ツアー・アクティビティの提供を推進。2022年4月に株式会社Reelu設立、代表取締役就任。