世界的なホスピタリティ企業のBWH Hotelsは、18ブランド・4,000軒以上のホテルをグローバルマスターブランド「WorldHotels(ワールドホテルズ)」のもとに統合する、包括的なブランド変革を発表した。旅行者にとってより便利で充実した旅の体験を提供するとともに、加盟ホテルには、グローバルプラットフォームを通じた認知度向上や新たな顧客層へのアプローチを支援することが狙い。日本へのインバウンド需要が高い成長を続けるなかでの発表で、2025年の訪日外国人旅行者数は過去最多の約4,268万人(日本政府観光局)を記録している。統合にあたっては、ブランド、会員プログラム、デジタルサービスを一体化し、各ホテルの独自性や地域性を大切にしながら、よりシンプルで快適な旅行体験の実現を目指す。社長兼CEOのラリー・クキュリック氏は、多くの旅行者にはまだ一部しか知られていない幅広いホテル展開を、一つのブランドのもとに集約することで分かりやすく伝えられるとコメントしている。日本国内の主な加盟ホテルには、第一ホテル東京、ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港、ローズホテル横浜、ベストウェスタンプラス名古屋栄、ベストウェスタン沖縄恩納ビーチなどがあり、ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港では天然温泉や露天風呂を備えた「泉天空の湯」、ベストウェスタン沖縄恩納ビーチでは「青の洞窟」でのシュノーケリングなど、地域ならではの体験を提供している。また、今後5年間でアジア地域に新たに200軒のホテル開業を目指すという。なお、各ホテルの名称や看板、Best Westernなど既存のブランド名に変更はない。変革の中心となるのが、2027年1月5日に開始予定の新会員プログラム「WorldHotels Rewards」。これまでの「Best Western Rewards」と「WorldHotels Rewards」を統合し、両プログラム合わせて約7,000万人の既存会員を対象とする。会員ステータスは3段階に簡素化する一方、ステータスマッチ、会員限定料金、有効期限のないポイント制度などの既存特典は維持する。詳細は2026年11月16日に発表される予定。デジタル面では、新たな公式ウェブサイトと刷新したモバイルアプリを導入する。世界各地のホテルスタッフから集めた1万時間以上の知見をもとに開発した独自の検索プラットフォームで、各ホテルの情報に加えて周辺地域の特色や現地ならではの体験も紹介し、宿泊予約の管理や会員特典の利用もよりシンプルにする。さらに、ポートフォリオ内のアップスケールおよびラグジュアリーホテルは「WorldHotels Collection」のもとに集約される。WorldHotels Luxury、Elite、Distinctive、Crafted、Backdrop、Residencesの6カテゴリーで構成され、独立系ホテルの個性を維持しながらグローバルな販売ネットワークを活用できるプラットフォームとして展開する。このうち「Residences」はプライベートレジデンスの所有とラグジュアリーホスピタリティサービスを組み合わせたカテゴリー、「Backdrop」は豊かな自然環境の魅力的なデスティネーションと上質な宿泊体験を求める旅行者をつなぐカテゴリーという。出典:BWI (Thailand) Co., Ltd. プレスリリース