株式会社KAFLIX CLOUDは、レンタカー向けセルフチェックイン機において中国語(繁体字)対応版をリリースした。セルフチェックインシステムを搭載したキオスク端末の中国語(繁体字)表記に対応することで、近年増加している台湾をはじめとする中華圏からの訪日観光客によるレンタカー利用の受け入れをサポートする。中国語(繁体字)版リリースの背景2024年に入り、台湾をはじめとするアジア地域からの訪日観光客が急増し、日本国内の観光・レンタカー業界もインバウンド需要への対応強化が急務となっている。日本政府観光局(JNTO)の報告によれば、2024年8月の訪日観光客数は、293万3,000人で、前年同月比では36%増、コロナ禍前の2019年同月比16.4%増を記録した。また、2024年8月における訪日台湾人数は56万4,300人となり、過去最高の水準を記録している。コロナ禍前の2019年における年間の訪日台湾人客数は、489万600人と6年連続で増加していた。パンデミックの影響で落ち込んだものの、現在はコロナ前の水準まで回復しつつある。訪日リピーターが多い台湾では、コロナ明けのリベンジ旅行や日本へのビジネス需要が期待されており、地方便増便なども追い風となり、地方への訪問とレンタカー利用者のさらなる増加も期待されている。このような背景を踏まえ、レンタカーセルフチェックイン機能を搭載したキオスク端末に中国語(繁体字)版を新たにリリース。台湾といった中華圏からの観光客に向けたチェックイン手続きの円滑化を目指し、利便性と満足度の向上に貢献する。キオスク端末(レンタカーセルフチェックイン機)についてキオスク端末を使用したセルフチェックイン機。顔認証機能を搭載しており、受付から決済までのチェックインや電子契約書締結の機能を装備している。KAFLIX CLOUDが提供するレンタカー業務システム「REborn」とのリアルタイム連携により、予約・在庫情報の正確な確認と管理が可能。インバウント対応もスムーズに!中国語(繁体字)対応のキオスク端末でサービス向上新たに中国語(繁体字)対応が導入されたキオスク端末により、国内のレンタカー事業者は、台湾をはじめとした中華圏からの訪日観光客にもスムーズなチェックイン体験を提供できるようになる。キオスク端末では、予約情報の確認、免許証スキャン、キャッシュレス決済まで、受付に係る手続きを最短3〜5分でレンタカー利用客がセルフで行うことが可能。また「顔認証機能を搭載しており、非対面での本人確認が可能なため、レンタカー利用客はよりスムーズにチェックインできる点が特徴。レンタカー受付業務における対面でのやり取りを減らし、観光客にとってシンプルでスピーディなサービスを提供することで、レンタカー事業者の業務効率向上をサポートする。インバウンド対応を強化し、顧客獲得と収益アップをサポートレンタカーを基盤としたCLOUD ERPシステムとキオスク端末で、レンタカー業務のDX推進の成功を果たした韓国の株式会社KAFLIXの技術を基にしたキオスク端末は、これまで日本語と韓国語のみ対応していた。システムのユーザーであるレンタカー会社からは、以前より中国語(繁体字)版の要望が多く寄せられており、今回の中国語(繁体字)版リリースは、インバウンド販売のニーズに応える形となった。台湾をはじめとした中華圏からの訪日観光客は年々増加しており、特に地方エリアでのレンタカー利用が増加傾向にある。中国語(繁体字)対応を施したキオスク端末の導入により、観光客は簡単にセルフチェックインを行えるため、事業者の負担を軽減し、顧客満足度向上にもつながる。また、訪日観光客向けのサービス品質向上により、日本のレンタカー業界全体の収益増加も期待される。今後、KAFLIX CLOUDのキオスク端末では、英語版のリリースも予定しており、日本におけるレンタカーのインバウンド販売を加速させることに寄与していく。