総合不動産企業のリスト株式会社の連結子会社であるリストデベロップメント株式会社は、2026年11月2日に開業を予定しているラグジュアリーホテル「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」が2026年8月31日に竣工したと発表した。竣工に伴い、本物件を保有・運営するファンドが組成され、リストが出資した。リストデベロップメントが改修・増築工事を実施し、生まれ変わった物件を同ファンドへ移管する。本ファンドの投資パートナーとして、リストのほか、九州域内を含む複数の国内大手事業法人、玄海キャピタルグループが参画。アセットマネージャーは株式会社玄海キャピタルマネジメントが担う。南阿蘇は雄大な阿蘇の自然や豊かな水資源、温泉、食文化など多様な観光資源を有する一方、滞在そのものを目的に訪れられる高付加価値な宿泊施設の整備が地域の観光価値を高めるうえで重要なテーマになっているという。「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」は、阿蘇の野山を歩きその土地に自生する草木を採集する「フォレジング」を滞在の核に据えた、全17室のラグジュアリーホテル。自然を眺め楽しむだけでなく、自ら触れ・採集し・味わう体験を通じて阿蘇の風土や自然とのつながりを体感する滞在価値を提案するとしている。ホテルの運営は株式会社温故知新が担う。本ファンドは、不動産開発・資産運用に知見を持つリストデベロップメント、観光・ホテルアセットのファンド組成・運用に知見を持つ玄海キャピタル、地域固有の営みを滞在価値へ昇華させ個性的なホテル・旅館を展開してきた温故知新、それぞれの専門性を結集したものだという。これにより、ホテル不動産としての資産価値向上とともに、国内外からの誘客や地域での滞在・消費促進につなげ、地域活性化を目指すとしている。また、短期的な施設開発にとどまらず、中長期的な視点でホテルの運営と資産価値向上に取り組み、南阿蘇における持続的な観光資産の形成を図る方針としている。対象資産は「阿蘇リトリート HONO by 温故知新」(熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰5298-1)。特別目的会社は合同会社南阿蘇リゾートで、既存ホテルをリストデベロップメントが改修・増築工事したうえで信託受益権化し、ファンドへ移管する投資形態を取る。レンダーは九州域内を含む複数の国内金融機関としている。リストデベロップメント株式会社は1991年5月設立、神奈川県横浜市に本社を置き、代表取締役社長は木内寛之氏。マンション・オフィスビル・ホテル・リゾートの企画・開発・分譲、収益不動産の売買・仲介、資産運用コンサルティングなどを手がける。リスト株式会社は1991年創業(2016年5月設立)、神奈川県横浜市に本社を置き、代表取締役社長は北見尚之氏。連結売上高597億円(2025年12月期)の持株会社で、2010年には「サザビーズ インターナショナル リアルティ」の国内独占営業権を取得し、ハワイ・シンガポール・香港・タイでも不動産事業を展開している。出典:リスト株式会社 プレスリリース