WhatsApp×AIを活用した多言語インバウンド対応プラットフォームを提供する株式会社ikura(東京都港区、代表取締役社長・中澤英子氏)は、二十五世観世左近記念 観世能楽堂の運営を担う株式会社観世能楽会(東京都中央区、代表取締役・田中敏之氏)に、多言語AIエージェント「AIインバウンド担当」が採用されたことを発表した。採用の背景訪日外国人旅行者数が過去最高水準で推移する中、文化施設や体験事業者には、海外からの問い合わせや予約、来訪前後の案内に多言語で対応する体制が求められているという。特に伝統文化や芸術領域では、演目や鑑賞方法、会場での過ごし方、チケットに関する情報など、初めて訪れる外国人来場者が事前に知りたい情報が多いとしている。観世能楽堂は観世流の活動拠点として日本の古典芸能を伝承・発展させてきた能楽堂で、2017年には東京・銀座のGINZA SIX地下3階に、松濤の檜舞台を移築した新たな能楽堂として開場した。国内外から多様な来場者を迎える中、外国人来場者との接点をさらに広げるため、今回の採用に至ったという。取り組みの内容「AIインバウンド担当」の活用により、世界各国からの問い合わせに24時間・多言語で対応し、能楽公演や関連イベントに関心を持つ外国人来場者への案内体制を構築する。まずは2026年8月15日から19日まで観世能楽堂で開催予定の「夏祭り能楽堂」で稼働を開始する。同イベントは能面体験や展示、ワークショップなどを通じ、初めて能楽に触れる来場者にも魅力を伝える取り組みで、過去には英語通訳付きワークショップや英語字幕付き映像なども実施されてきたという。なお、今回の取り組みは特定イベントに限定したものではなく、観世能楽会が世界に向けて能楽の魅力を発信するための多言語顧客接点の構築を目的としているとしている。代表者コメント観世能楽会の田中敏之氏は、観世能楽堂が入るGINZA SIXについて、年間来館者約2,000万人のうち約半数を訪日外国人観光客が占めるとし、約700年の歴史を持つ能の魅力を海外の客に幅広く伝えたい考えを示した。ikuraの中澤英子氏は、地域文化や伝統芸能の魅力を海外へ届ける際の言語・時間・情報発信の壁をテクノロジーで取り除くことが「AIインバウンド担当」の役割だと述べている。「AIインバウンド担当」の特長ikuraが開発した「AIインバウンド担当」は、AIと世界最大級のメッセージングアプリWhatsApp(月間利用者30億人以上、180以上の国と地域で利用)を組み合わせた多言語接客・予約プラットフォーム。訪日旅行者対応のノウハウを持つAIエージェントによる業務自動化、WhatsApp・Instagram DMとの連携、多言語での24時間リアルタイム対応、問い合わせから予約・決済・キャンセル・クレーム対応・レビュー収集までの一貫自動化を特長とする。ikuraは第二種旅行業登録を取得し、Meta社のテック・プロバイダーとしてサービスを提供している。会社概要株式会社観世能楽会:東京都中央区銀座6丁目10番1号 GINZA SIX地下3階、代表取締役・田中敏之氏株式会社ikura:東京都港区、代表取締役社長・中澤英子氏、2021年11月設立出典:株式会社ikura プレスリリース