Uber Japan 株式会社は4月28日から、大分県別府市と連携し、海外からの観光客を主な対象とした公共ライドシェア「湯けむりライドシェアGLOBAL」で、Uberアプリの提供を開始した。Uberアプリを活用した公共ライドシェアは、これまでに京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県志賀高原エリアに続き、今回の別府市で4地域目となる。温泉地として世界的に知られる別府市において、インバウンド観光客の移動ニーズに対応するとともに、移動の足不足に起因する地域課題の解決や観光体験のさらなる向上を目指す。「公共ライドシェア」は、2024年4月から大都市圏を中心に導入された道路運送法第78条3号に基づく「自家用車活用事業(タクシー会社によるライドシェア)」とは異なり、自治体やNPOなどが運行主体となって、交通空白地において住民や観光客のために移動の足を提供する制度。2023年12月の制度改正により、運賃上限が引き上げられ、普通免許と自家用車を保有する地域住民がドライバーとして活躍できる仕組みが整いつつある。Uberアプリは世界70カ国以上で活用されており、日本では約150カ国から訪れた利用者が利用している。また、約50言語に対応しており、別府市を訪れる観光客も、アプリの再ダウンロードや言語設定・支払い方法の変更なく、スムーズに配車を行い、ドライバーとのコミュニケーションが可能となる。Uber Japanはこれまで、石川県加賀市などとの公共ライドシェアに加え、長野県白馬村といった観光地においてUber Taxiの導入を進めてきた。別府市での取り組みは、地方自治体との共創による次世代モビリティの全国展開に向けた、さらなる一歩となる。湯けむりライドシェアGLOBAL 概要事業主体:別府市運行区域:別府市内が出発地点、到着地点のいずれかとなる区域時間:24時間365日運賃:タクシー運賃相当額プラス迎車料金1,000円 (別府市の地域公共交通会議で制定)ドライバー数:公共ライドシェアのドライバーとして 100 人の登録を目標とするドライバー報酬:売上の5割ドライバー募集要項:こちらを参照。UberについてUber Technologies(以下、Uber)は、誰でもボタンひとつで簡単に、安心に、快適に移動ができる世界を目指す米国発のテクノロジー企業。「どうすればボタンひとつで車を呼べるか?」という創始者のシンプルな疑問から、2010年に米国サンフランシスコでアプリを通じた配車サービスをスタートした。現在、Uberは人の移動だけでなく、食材、料理、日用品などのデリバリーなど、あらゆる人・モノの移動の仕方を変えるプラットフォームを世界70カ国以上・10,000都市以上で展開している。Uberの配車サービスについてUberは、ドライバーと乗客をオンデマンドでつなぐ配車プラットフォームを世界70カ国以上で提供しており、日本ではUber Japan株式会社が24都道府県でタクシーの配車が可能な「Uber Taxi」、東京23区・成田市・京都市・大阪市でプレミアムなハイヤー車両や最大5名乗りのワゴンを配車できる「Uberプレミアム」のサービスを提供している。また京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県志賀高原エリア、大分県別府市において自治体とのパートナーシップによる自家用有償旅客運送(自治体ライドシェア)を、2024年4月からはタクシー会社とのパートナーシップによる自家用車活用事業(日本版ライドシェア)のサービス提供をサポートする。出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000130465.html