宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla株式会社が自社で開発・提供するAIチャットボットサービス「tripla Bot」を、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが運営するホテル150施設で導入開始した。これにより、多言語で予約や問い合わせへの対応が行えることで、急激なインバウンド需要の高まりに伴う人材不足を補い、訪日外国人宿泊客の利便性向上が期待できるという。導入背景・目的マイステイズは、ホテルマイステイズをはじめとし、亀の井ホテルやアートホテルなど、宿泊特化型ホテル、フルサービスホテル、リゾートホテル、旅館からコミュニティホテルに至るまで幅広い業態の施設を日本各地で170以上展開している。従来、顧客の問い合わせには、自社のオペレーターが対応していたが、昨今の急激な訪日観光客数の増加に伴い、更なるインバウンド需要の取り込みを図る中で、幅広い言語に対応する人材の確保は難しくなっていた。そこで、標準で8言語(英語、簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語、タイ語、インドネシア語、アラビア語)に対応する「tripla Bot」を、オペレーターと併用して利用する。マイステイズでは、2021年5月より、トリプラの予約システム「tripla Book」を利用しており、グローバルに展開するトリプラならではの迅速なインバウンド対応も実感して、今回の導入に繋がったという。◼︎株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント セールスサポート部長 山下 慎平氏 コメント中長期滞在型・宿泊特化型・フルサービス・リゾート・旅館など多様なスタイルの宿泊施設を運営しているのが当社の特徴です。「ゲストリレーションチーム」が全国170棟を超えるホテルのゲストの問い合わせ総合窓口を担当しております。中でも、チェックイン・アウトの時間、交通アクセスなど基本情報に関する問い合わせが7割を超えており、これらの対応に「tripla Bot」を活用しております。AIチャットボットを導入することでゲストへ正確・即座に回答できる事に加えて、オペレーターが予約業務に専念できるという効率化が最大の導入メリットと感じております。ゲストの満足度を上げながら生産性も上げていくことで今後も益々ご支持いただけるホテル運営を目指してまいりたいと思います。◼︎トリプラ株式会社 代表取締役CEO 高橋 和久氏 コメントこの度、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント様に「tripla Bot」サービスを導入いただきましたことを非常に嬉しく思います。これまでご利用いただいておりました「tripla Book」に加えてチャットボットを活用したお客様対応に活用していただきたいです。「tripla Bot」は90%以上のお客様からの質問に対してAIが8言語に自動解答するサービスでありますが、オペレーターの方が追加対応を行なっていただくことも可能です。AIとオペレーターを組み合わせることで、非常に高いレベルのサービスを提供していきたいと思います。tripla Bot概要宿泊施設の公式ホームページ上で顧客からの問い合わせ対応と同時に宿泊予約が可能となる多言語AIサービス。AI機械学習の知見を生かし、90%以上の回答精度を実現。顧客対応のみならず、SNSと連携したプロモーション活用や、「tripla Book」と連携した価格比較の表示も可能となり、自社予約数及びリピーターや会員獲得の増加にも繋げる。<特徴>・自社開発のAIエンジン:最先端のテクノロジーを活用してサービスを提供。AI機械学習は多言語で対応。・FAQ準備不要:トリプラが初期設定に加えて日々のFAQメンテナンス及びAI機械学習業務を提供。・オペレーター対応:AIが質問に回答できない時に、オペレーターへ即時転送。・多言語対応:標準で8言語に対応。・宿泊予約連携:各種サイトコントローラーと連携し、チャット内で予約を完結。自社予約比率向上にも貢献。・データ連携:Webhook機能を備え、企業のあらゆるデータと連携が可能。商品在庫の確認・予約受付・個人認証を行った上でのパーソナライズ情報の提供などが可能。・SNS連携:LINE・WhatsApp・Facebookメッセンジャーのメッセージングアプリと簡単に連携可能。出典元PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000019447.html