ミシュランガイドは2026年9月18日(日本時間21時)、ホテルの卓越性を示す「ミシュランキーホテルセレクション2026」を世界同時発表した。日本の対象施設は145軒となり、新規19軒が加わった。内訳は最上級の「3ミシュランキー」が7軒、「2ミシュランキー」が23軒、「1ミシュランキー」が115軒。ミシュランキーに加え、評価の有無にかかわらず個性豊かな宿泊施設を紹介する「セレクテッドホテル」も253軒掲載されている。ミシュランガイドのインターナショナルディレクター、グウェンダル・プレネック氏は、今年は世界で470軒が新たにミシュランキーの評価を獲得したとし、「先見性を持つ独立系ホテルがその原動力となり、その挑戦が業界全体に新たな刺激とインスピレーションをもたらしている」とコメント。大手ホテルグループの投資もこうした変化を後押ししていると述べた。最上級の「3ミシュランキー(最上級の滞在)」は日本で7軒。ブルガリ ホテル 東京、フォーシーズンズホテル東京大手町、パレスホテル東京、強羅花壇、あさば、アマネム、ホテル ザ ミツイ キョウトが選出され、いずれも前年からの評価を維持した。530年の歴史を持つ旅館から都市型ラグジュアリーホテル、自然と調和するリゾートまで、多様な最上級滞在を示す顔ぶれとなっている。「2ミシュランキー(素晴らしい滞在)」は23軒で、新規は富士山麓の自然と旅館文化を体験できる「強羅花壇 富士」と、京都・宮川町の花街文化を現代的に体験できる「カペラ京都」の2軒。また、京都の数寄屋の宿「要庵 西富家」は1ミシュランキーから2ミシュランキーへ評価が引き上げられた。「1ミシュランキー(特別な滞在)」は115軒で、新規17軒は北海道から沖縄まで全国に及ぶ。パーク ハイアット 東京、JWマリオット・ホテル東京、1 Hotel Tokyo、帝国ホテル 京都、ウォルドーフ・アストリア大阪といった都市型ホテルに加え、星のや竹富島、星のや沖縄、扉温泉 明神館など、地域の自然や文化に根差した宿泊施設も選ばれている。ミシュランガイドのインスペクターは、世界各地のホテル調査から見えてきたホスピタリティの最新トレンドとして、混雑を避けて一つの土地をじっくり味わう旅、ビジネスとレジャーの垣根を超えた自由な旅のスタイル、プライベートヴィラなど従来の枠を超えたラグジュアリー体験、スパにとどまらない多面的なウェルネスサービス、記憶に残る滞在を形づくるきめ細かなサービスとデザイン、そしてヨットなど海上へと広がるラグジュアリーホスピタリティの拡大を挙げている。新セレクションはミシュランガイド公式ウェブサイトやアプリ、SNSで閲覧可能。ミシュランは「すべてを持続可能に」を企業ビジョンに掲げ、2050年までに100%持続可能なタイヤ製造を約束するなど、ホテル評価事業以外の分野でも幅広く事業を展開している。