株式会社VISIT北海道(北海道札幌市、代表・廣長幹生氏)は、株式会社スギ薬局(愛知県大府市、代表取締役社長・杉浦克典氏)と連携し、訪日外国人観光客に向けた新たな販促アプローチを開始した。同社が提供する販促管理クラウド「Promo Cloud」を基盤に、期間・回数・認証を管理した戦略的な販促施策の展開を可能にするという。背景にある課題訪日外国人旅行者市場では、団体旅行から個人旅行(FIT)へのシフトに加え、訪日客数の増加や地方分散、多様な国籍からの来日により、旅行者の購買行動やニーズが多様化している。一方、海外向け販促の現場では、不正利用の制御が難しいことや、国内向け施策をそのまま海外ユーザーに展開しづらいこと、細かく販促条件を管理する仕組みが不足していることから、戦略性の高い販促設計を行いにくいという課題があるという。こうした背景から、日本国内の販促活動と同様にターゲットや利用条件を設計できる仕組みとして「Promo Cloud」を開発・提供してきたとしている。「Promo Cloud」の機能期限管理・回数管理・認証管理の3つの機能により、販促施策ごとの条件設定や利用制御を可能にする。これにより、単なる一律の値引きではなく、単品値引き、エリア別値引き、誕生日割引、VIP向け施策、リピーター施策など、目的に応じた細やかな販促展開を実現できるという。SNS等で発信した投稿にPromo CloudのURLリンクを設置し、ユーザーがクリックすると期限・回数・認証などの条件で制御された画面へ遷移する導線を構築している。今回の取り組み内容第一弾として、2026年7月中旬より、スギ薬局が展開する九州エリアの店舗を対象に、使用期間を制御しながら来店を促進する施策を実施した。今後もスギ薬局との連携を通じ、訪日外国人観光客に対する店舗送客・購買促進の高度化を図るとともに、リテール企業における新しいインバウンド販促モデルの構築を目指すとしている。今後の展望同社は今後、商品情報や店舗情報を起点とした送客施策と組み合わせ、訪日前・訪日中の接点を来店・購買行動へつなげていく方針。あわせて、Promo Cloudにデジタルチラシのような特集ページ機能を実装し、複数商品・カテゴリ情報をスマートフォン最適化画面で一覧性高く訴求できる導線も構築したという。小売・流通・商業施設をはじめとする事業者へのインバウンド需要取り込み支援を強化していく考えを示している。出典:株式会社VISIT北海道 プレスリリース