自伐型林業による森林整備とマウンテンバイク(MTB)を活用した古道再生ツアー「YAMABUSHI TRAIL TOUR」、および化石燃料を一切使用しない世界初のエネルギー循環型薪火レストラン「QUEBICO(クエビコ)」を静岡県松崎町・西伊豆エリアで展開する株式会社BASE TRES(代表取締役・松本潤一郎氏)は、在日スペイン大使館(スペイン政府観光局)主催のアワード「Spain Talks 2026」において、旅行・観光を通じた環境保全や地域再生の成果に贈られる「コーポレート・アワード」を受賞した。事業の概要同社は「自然資源を循環させ、森と食を観光へと繋ぐ」をミッションに掲げ、荒廃した西伊豆の森の古道をマウンテンバイクのトレイルとして再生。そこから切り出した自伐木材を薪ボイラーや調理の熱源として100%自給自足し、調理・給湯・暖房のエネルギーを完全循環させる薪火レストラン「QUEBICO」や宿泊施設「LODGE MONDO -聞土-」を運営してきた。この「完全循環型ガストロノミー」の取り組みは、2022年に環境省「グッドライフアワード」実行委員会特別賞、2025年に農林水産省「INACOME」ビジネスコンテスト スタートアップ部門優秀賞、2026年に観光庁「サステナブルな旅アワード」準大賞と、国内主要3省庁のアワードを受賞してきたという。海外からの評価が加速2026年夏には、この取り組みが国境を越えた評価を得た。北米拠点の世界的MTB専門誌『FREEHUB MAGAZINE』の取材班が西伊豆に滞在し、古道再生とサステナブルな旅の仕組みが同誌の表紙および巻頭特集として世界へ発信された。あわせて、サステナブル・ツーリズムの先進国であるスペイン政府が世界各地で開催し、アジア初上陸(東京開催)となったカンファレンス「Spain Talks 2026」において、西伊豆の「森・食・観光」の完全循環の実践がヨーロッパの厳しいサステナブル基準に合致していると評価され、コーポレート・アワードの受賞に至った。全国展開に向けた動き世界基準の評価を受け、国内でも地方創生・林業イノベーションの旗手として注目が高まっているとし、2026年7月には静岡県主催「SDGsミートアップ2026」、林野庁主催「森業キックオフ・フォーラム」(全国の林業関係者や企業・行政関係者ら300名が参加)に相次いで登壇した。同社は今後、この「森のエネルギーと食、観光の完全循環パッケージ」を、森林資源を抱える全国の地域・地方都市へ横展開すべく、林業事業体・地方自治体・飲食店経営者とのパートナーシップ構築とコンサルティング展開を本格化させる方針を示している。代表者コメント代表取締役の松本潤一郎氏は、日本の豊かな森林資源を薪として組み込み、その薫香を土地の食材に纏わせることで日本特有の「テロワール」を実現していると説明。調理だけでなく給湯・暖房を含むエネルギー循環を店舗全体で自律供給し、薪の自給から調理後の木灰の農地還元までを一貫して手がけているのは世界で唯一QUEBICOだけだと述べ、この完全循環モデルを全国の志ある自治体・事業者と共創していきたいとの考えを示した。会社概要株式会社BASE TRESは2017年4月設立、静岡県賀茂郡松崎町に本社を置き、代表取締役は松本潤一郎氏。古道再生MTBツアーの運営、宿泊施設・薪火レストランの運営、地域資源循環コンサルティング、自伐型林業による森林整備・保全事業を手がけている。出典:株式会社BASE TRES プレスリリース