株式会社DIIIGは、京都市と共同で、歴史的景観と日本の伝統文化を融合した「KYOTO TIME TRAVEL MAP」を公開した。本プロジェクトでは、利用者が京都の歴史的背景やゆかりの人物に触れながら観光を楽しむことができる。この取り組みは観光DXの活用により、文化財の価値を高め、観光地としての魅力をさらに引き出すことを目指している。◼︎プロジェクト概要本プロジェクトは、京都市が推進する「KYOTO CITY OPEN LABO」公民連携事業として採択された。この取り組みは、京都の歴史的町並みや建造物を未来に引き継ぐための文化観光コンテンツの造成を目的としている。株式会社DIIIGは、次世代デジタル体験プラットフォーム「DIIIGデジタルマップ」を活用し、観光客や地域住民に歴史の魅力を効果的に発信する仕組みを提供。利用者は「KYOTO TIME TRAVEL MAP」を通じて、京都の歴史や景観を新しい視点で楽しむことができる。▼KYOTO CITY OPEN LABOについてhttps://open-labo.city.kyoto.lg.jp/◼︎企画概要© Mapbox © OpenStreetMapデジタルマップ上にインタラクティブにデータを出力する技術を活かし、第1弾として、平安時代のデジタルマップを公開。インバウンドユーザーを中心とした京都へ観光に訪れる人々をターゲットに、利用者は地図上で歴史人物ゆかりの地や出来事を発見しながら、歩く楽しさを感じることができる。特徴京都の歴史に紐づくスポットをデジタルマップ上で閲覧可能各時代の歴史背景や人物ゆかりの地を巡るインタラクティブな体験今後は、以下の機能強化を予定している。歴史的建造物掲載の拡充（平安時代編として11スポットを登録予定）年代を追加したマップの提供（年代にあわせた歴史的建造物を掲載予定）歴史的スポットを巡るQA機能の追加▼特設サイト「KYOTO TIME TRAVEL MAP」https://kyototimetravel.com▼デジタルマップ「KYOTO TIME TRAVEL MAP［HEIAN］」https://map.diiig.net/kyototimetravel/◼︎代表コメント（株式会社DIIIG代表取締役 秋國 寛）京都での学生時代、人力車の車夫として過ごした日々は、私の観光との出会いでした。路地裏に潜む歴史、建築や行事に受け継がれる京都の文化に魅了された場所でもあります。今回、京都の過去と現在をつなぐ旅をデジタルマップで形にする機会をいただき、感無量です。車夫時代に一組一組のお客様にお伝えしていた穴場スポットや季節の絶景、地域に伝わるエピソードを、今度はテクノロジーの力でより多くの方々と共有できることに、胸が躍ります。私の観光の原点である京都で、新たなチャレンジができることを心から嬉しく思います。※記載されている内容は、発表日現在のもの。その後予告なしに変更されることがある※画面は開発段階のもの。今後のバーションアップなどにより、配信中の一部デザインや仕様が変更している場合がある